IN FIORE iPad App インフィオレ iPadアプリケーション

接客ツールで、
ブランドの世界観をつくる。株式会社アルビオン 様、
株式会社アツラエ

サンフランシスコ発のラグジュアリーボタニカルブランド「IN FIORE(インフィオレ)」。株式会社アルビオンは、日本国内でのブランド展開を手がけるにあたり、店頭での接客用アプリケーションの開発をアツラエ(旧ジェナ。以下同意)に依頼。私たちは、2016年の日本国内におけるIN FIORE立ち上げから現在に至るまで、中長期的なパートナーとしてサポートを続けています。

IN FIORE iPad App インフィオレ iPadアプリケーション

デジタルとアナログの良さを融合させた
接客ツールを。

IN FIOREは、モダンオーガニックムーブメントの聖地であるサンフランシスコで生まれたスキンケアブランド。植物由来の製品にこだわり、「ボタニカル」という言葉が浸透する前から、独自の世界観を作り上げていました。このIN FIOREを日本のマーケットで展開することになったのが、国内化粧品メーカーであるアルビオンでした。
IN FIOREの導入にあたって検討されたのは、「シリコンバレーにも隣接し、オーガニックの最先端の地でもあるサンフランシスコの空気感を、店頭にも持ち込めないだろうか」ということ。そこで、IN FIOREのブランドイメージを伝えるために、当時(2016年)の化粧品売場では珍しかったiPadを活用した接客ツールの開発が進められました。その一方で、アルビオンは店頭での対面による対話重視の販売を大切にしてきたメーカーであり、iPadを接客の合理化ツールとして使うのではなく、先進のテクノロジー体験と同時に、美容部員による質の高い接客をより深めるツールとしての役割が求められました。

IN FIORE iPad App インフィオレ iPadアプリケーション

コミュニケーションを重ねながら、提案する。

アルビオンでは、iPadの導入やアプリ開発が初めてだったこともあり、提案をする前に、まずはどのようなアプリを望んでいるのか、目的とイメージを共有するためのヒアリングを重視しました。密にコミュニケーションを重ねながら、必要な機能を精査。ブランドイメージを高めるための演出はもちろん、接客のベースとなるストーリーを元に、画面の遷移やスライド方向に至るまで、細部にわたってきめ細かいUI/UXを追求しました。接客の代用アプリではなく、美容部員による付加価値の高いコンサルテーションを実現することが目的だったため、デジタルデバイスの扱いに不慣れでもストレスなく扱えるよう、美容部員にとってのユーザビリティを中心に、お客様の行動や店頭での環境を考慮したアプリの設計を行いました。
また、アプリのリリース後も、定期的なメンテナンスを行い、利用状況を分析するためのタグを導入。どのコンテンツがどれくらい利用されているのかなどの分析に活用されています。

IN FIORE iPad App インフィオレ iPadアプリケーション

活用シーンに合わせて、UI/UXを設計。

全体のデザインで求められたのは、ラグジュアリーブランドとしての世界観の発信と、お客様にとってのわかりやすさと美容部員にとっての使いやすさ。そこで、それぞれの役割に合わせた最適なデザインと、シーンごとにアプリの役割を3つに分けた立体的な設計を行いました。
一つ目は、ブランドイメージを訴求するサイネージとしての役割。ブランド展開当初は、サンフランシスコの街並みにボタニカルなイメージがシンクロする映像を配信し、ラグジュアリーブランドとしての世界観と先進的なイメージを訴求。その後は商品プロモーションにも活用し、通りすがりのお客様の目にも止まりやすいように、シーズンごとに映像を変えて鮮度のあるコミュニケーションを可能にしています。二つ目は、店頭での接客ツールとしての役割。セールストークのストーリーをスライド化しながら、1枚1枚しっかりと説明できるような構成を作るとともに、手書きのイラストや商品説明の動画を取り入れるなど、視覚的な分かりやすさも考慮したUI/UXデザインを目指しました。そして三つ目は、商品情報の確認などができる美容部員のための接客サポートとしての役割。アツラエは、アプリの立ち上げから中長期的なパートナーとしてサポートを続け、現在もさらなるブラッシュアップを重ねています。

Voice
アルビオン様からアツラエへのお声

IN FIORE iPad App インフィオレ iPadアプリケーション
株式会社アルビオン 企画部 企画グループ
グループ長 海雲 隆太 様 ・ プランナー 坂原 加奈子 様
2020年3月時点

理解力のある伴走者のような、頼もしい存在。

アツラエさんには、まだ何も立ち上がっていない時期からご一緒いただき、つねにコミュニケーションを取りながら、我々の意図を汲んでアプリの設計やデザインに反映していただきました。IN FIOREは、シーズンごとにプロモーションする商品を変え、その都度クリエイティブのアプローチも変わります。それまでの世界観とは異なるコンセプトを立てることもありますが、アツラエさんは決して頑なになることなく、逆にプラスの表現を付加して打ち返してくれる。ブランドのイメージを維持しながら、新しいチャレンジを理解し、後押ししてくれる存在だと思っています。その象徴的なシーンとして強く印象に残っているのが、我々が描くイメージをうまく共有できずにいた時に、アツラエのデザイナーさんが送ってきた、思っていることをそのまま伝えていただければ、その意図を汲み取って修正できますよ、という意味の「想いだけで、修正可」という言葉です。この一言を見た時に、こちらから細かく指示をしなければならない受発注の関係ではなく、我々の想いを共有して伴走してくれるパートナーとしての熱量を感じ、とても嬉しくなりました。
アプリというのは一度作って終わりではなく、使い続けながらさらに育てていくものだと思いますが、その中で一緒にチャレンジをしながら新たな表現を追求していけることを、非常にありがたく感じています。

Wedding Note

ウェディング事業大手、テイクアンドギブ・ニーズ様のデジタルツールを制作。